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心が破れそうなときにadult

ココちゃんとダンボールちゃん 

  • え・ぶん 清川あさみ リトルモア 1250円 2013年初版
  • 清川あさみさんといえば、今では有名なアーチスト。NHKの朝ドラ「べっぴんさん」のオープニング映像を担当されました。べっぴんさんの映像では、絵と刺繍で、画面をやわらかしていました。 
  • この「ココちゃんとダンボールちゃん」は、とっても困った顔、不安そうな眼です。びくびくした自分。
  • 毎日頑張っている、必要とされたくて、役に立ちたくて。でも、失敗ばかり。きのうもむかついた。きのうもおこった。きのうもうらぎられた。くるしいよ。いたいよ。愛されたいだけなのに、ゴミみたいだ。
  • 愛されたい気持ち、ちょっとおいて。大人は、人を愛する人。子どもは、愛される人。愛されることを求めたら、愛されくなっちゃう。愛することなく過ごしてきたとしても、そんな辛かった気持ちを、こらえてきた気持ちを、今までよく頑張ったねって、自分に声かけてあげて、認めてあげて。辛かったね、損しちゃったねって、認めてあげて。1度リセットしてみませんか。
  • そんな大切な自分の気持ちを守りながら、大人になって、前を向いてみませんか。大人になるって、ちょっぴり辛い。辛いの隠して、皆大人になってく。

ぴっぽのたび

  • 刀根里衣 NHK出版 1600円 2014年初版
  • 刀根里衣さんは、やさしいタッチの絵とストーリーの作家さんです。

  • かえるのヒッポはいつもひとりぼっちでした。
    ひっぽは、さびしくてねむれない夜、ひつじは数えます。その夜もねむれずに、ひつじを かぞえていると、小さなひつじに 出会いました。
    ひつじは ゆめなのかを たびすることができるといいます。

    頑張っている女の子、若い女性、おかあさんにも、お勧めです。頑張っても頑張っても前に進めないように日。ただ前を向くことも顔を上げることも、辛いような日。そんな日には、自分にお茶を入れて、ゆっくり、ひっぽのたび、読んでみられませんか。
  • 頑張ってはいけないってわけじゃないけど、頑張れば頑張るほど孤立することって、あります。そんな時こそ、勇気をもって、立ち止まって、暖かいお茶を飲み、1冊の本を読んで見られませんか。
  • 刀根里衣さんは、そんな読者を応援してくれます。
  • 緑色のうさぎの話

  • 道尾秀介さんは、小説家ですが、絵本 を上梓されました。
  • 絵本を書く機会を得るために、小説を書いてきたのかもと。
  •  
  • 道尾秀介 半崎信朗 朝日出版社1280円

    だいじなだいじなぼくのはこ

  • 益田ミリ 平澤一平 ミシマ社900円
  • 自分を大事にするって、難しい。
  • 自分を1度ばらばらにして、自分でまた自分を、再生して、大事にしていく。
  • 大人にとって、必要な作業です。それを、絵本にすると、こうなるのかなと。
  • Dolphin Message

    TOH Shomei 自由国民社1600円 2014年
  • BROOCH

    内田也哉子 文 渡邊良重 絵 リトルモア 1714円 2006年
  • むかし むかし
  • 忘れものに 気付いたのが ずっと昔
  • 世界中を 歩き回っているうちに
  • あまりに いろいろなことが ありすぎて
  • 忘れてしまいました
  • 薄い紙に印刷され、ページをめくるたびに現れる 世界感。
  • 大人の女の人の絵本です。

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心が辛い時