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2023年発刊の絵本から  

トットちゃんの15つぶの大豆

  • 黒柳徹子 原案 柏葉幸子文 松本春野絵 1600円 2023年 講談社
  • トットちゃんと呼ばれていた黒柳徹子さんが15歳の時、戦争が始まってしまいました。
  • 戦争のつらさをすこしでも、次世代の子どもたちに伝えたいという思いの絵本です。
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ノコギリザメのなみだ

  • 長新太 フレーベル館 1450円 1999年 2023年 新装版 第1刷
  • たいへんな ノコギリが ぼろぼろに なってしまった ノコギリザメの オジイサン。
  • そこへ 現れた うみの オバケが、 ノコギリを なおしてくれることに。
  • 「わしに まかせておけ」
  • といって、じゃぼじゃぼといって しまった。
  • 「トホホ」とオジイサンは なみだをながした。
  • なみだは、しずかに ながれていったよ。
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  • しばらくすると、オバケが ふくろをさげて かえってきた。
  • 「これは とりましょう、とりましょう」
  • と、いって、ノコギリを ポイっと、とってしまった。
  • オジイサンは びっくりして
  • 「ひぇーっ」
  • と、なみだを ながした。
  • なみだは、しずかに ながれていった。
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  • なやんでもずっと つらくてもずっと 自分でいたい。
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  • ナンセンス絵本の神様、長新太 待望の復刊本です

ぼくには ひみつがあります

  • 羽仁進さく 堀内誠一え 主婦の友社 1600円 2023年 
  • 50年ぶりの復刊版です。
  • 主人はこの男の子。ぼくの秘密は、ムササビの世話をしていることです。
  • ムササビを飼っている事を、先生は察してしまいました。
  • そして、、、、。
  • 堀内誠一さんは、絵本の世界では、超有名人。
  • 「ぐるんぱのようちえん」「たろうのともだち」「パンのかけらとちいさなあくま」などの
  • 人気絵本があります。
  • 特に ぐるんぱのようちえん は、既に133刷以上の再版があります。
  • この「ぼくにはひみつがあります」も人気でしたが、購入できず残念に思う人が多かったようです。
  • 2023年 復刊されました。
  • ぐるんぱのようちえん
    西内ミナミ
    堀内誠一絵
    福音館書店800円
    1965年こどものとも
    1966年
    1998年新規
    2011年133刷
    4歳から
     たろうのともだち
    村山佳子
    堀内誠一 え
    福音館書店 800円
    1967年月刊こどものとも
    1977年1刷
    2015年37刷
    3才から
     パンのかけらとちいさなあくま
    リトアニア民話
    内田莉莎子 作
    堀内誠一 絵
    福音館書店1992年
    990円

    4歳から

ぼくのともだちは、あたまに はながさいている

  • ジャーヴィス作 まきもりれい訳 岩崎書店 1600円 2023年 
  • カバー裏から
  • ぼくのともだち、ディビッドは
  • あたまに きれいな 花が
  • さいている。
  • デイビッドは、ふんわりしてて
  • やさしい。
  • あたまのはなびらみたいに。
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  • ぼくたちは、いつも いっしょに
  • あそぶんだ、
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  • そんな あるひのことー
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  • 個性が強い子って、いますよね。
  • そういう時、その子らしさをそのまま受け止めることは、大人の方が難しい。
  • この本は、きっと何刷も再版される絵本になると思います。
  • 哲学的な、人生訓的な、温かい素敵な絵本だと思います。
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  • サンデータイムズ紙 
  • 「多様な色とコラージュを用いて、巧みに、易しく簡単に描かれた‶優しさ"の本」
  • スコッツマン紙
  • 「シンプルに見えて難しい、難しく見えてシンプルなこの話は、琴線にふれ、読む人をあたたかさで満たす」
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  • せんそうがおわるまで、あと2分

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    • ジャック・ゴールドスティン 作 長友恵子 訳 合同出版 1800円 2023年
    •   発行日: 2023年04月14日 ISBN: 9784772615280 215mm×185mm 58ページ
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    • 小学生から
  • 心をひらいて、音をかんじて

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    • シャノン・ストッカー文 デヴォン・ホルズワース絵 中野怜奈訳 1600円 2023年
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    •  あとがき
    • 読者のみなさんへから エヴァリン・グレニーより
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    •  私は耳が不自由ですが、耳をつかわなくても、音を聞くことはできます。音のふるえを体全体で感じるやり方を知っているからです。風船を手にもって、かん高い声をだしてみてください。風船がちがうふるえ方をしたのがわかりましたか。わたしの場合、高い音と低い音を聞いた時では、体のちがう部分画ふるえます。わたしたちはそれぞれちがうやり方で、音やリズムを感じる事ができるのです。
    •  最後にひとつ、とっておきの秘密を教えましょう。すべては聞くことからはじまります。自分の心の声を聞き、想像をえぐらせて自分を信じるなら、なんだってできます。わたしは、聴力を失っても、自分の心の声にしたがい、音楽の道をひらいてきました。あなたがわたしも物語から力を得て、自分の道をひらく勇気がもてますように。
    •  どこでなにをしているときにも、あなたの心の声を聞くことを、どうかわすれないでくださいね。
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    • ねむい ねむい

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      • 西村敏雄 小学館 2023年 1200円
    •  2023年新しく ねんねの本が出ました。
    •  きっと人気の絵本になると思います。
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    • よるになりました。
    • ふとんに はいって ねむりましょう。
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    • ひつじが 1ぴき ねむいねむい
    • うさぎが 2ひき ねむいねむい
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    • 2-3才から 西村敏雄さんの絵本といえば
    • などがあります。
    • 羊は、まさに西村敏雄さんの羊です。

    ぼくの こころが うたいだす

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    • アンドレア・バイティー 作 デヴィット・ロバーツ絵 かとうりつこ訳
    • 絵本塾出版 1600円 2023年
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    •  小学生の主人公アーロンには、文字を読むことがとてもむずかしいことでした。
    •  書字障がい と言われる、書かれた文字を読むことがむずかしいアーロンが、「作文」というかたちができなくても、彼なりの方法で「ものがたり」を作って、人に伝える事ができるとわかった時、彼の心がうたいだしたのです。

    大ピンチずかん2

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    • 鈴木のりたけ 小学館 2023年 1500円
    • 大人気の大ピンチずかんの続きです。
    • 作家のお子さんが、日常生活実際に困っている様子から 生まれた絵本です。
 

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20240330