オバケや

• 文　富安陽子　絵鈴木のりたけ　小学館　1500円　2024年
• 　
• まいど　おさわがせ　しております。
• こちらは　オバケやで　ございます
• オバケ　おるかね、おらんかね。
• おるなら　とらえて　しんぜましょう。　
• と始まります。
• 　

　
　「さくらの谷」偕成社　にて講談社絵本賞を受賞された富安陽子さん。
　
　　「ぼくのトイレ」PHP研究者　「大ピンチずかん」小学館などにて有名な鈴木のりたけ氏。
　　このふたりがの共作。
　　おもしろくないはずあはりません。

モモ

• 文　ミヒャエル・エンデ　絵　シモーナ・チェカレッリ　訳　松永美穂　2024年
• 　
• 誰もがおそらく知っている　あの「モモ」が絵本になりました！
• 「話を聞くということ」
• それは、永遠にとても　難しい。
• 「モモ」が伝えたい事は、絵本「モモ」によって、さらに幅広い年齢に広がるでしょう。
• 読んであげるなら　年長さんから　自分で読むなら小学生から
• 　
• 大きいけれど、とてもありふれた秘密があります。
• みんなに関係があり、だれでもその秘密を知っています。
• 　　　
• でも、それについて考える人は、とても少ないのです。
• たいていの人は、秘密をありのまま受けとめて、
• 少しもおどろきません。その秘密とは、時間です。
• 時間の長さを知るために、カレンダー矢時計があります。
• でも、それは時間についてあまり教えてくれません。
• だれでも、何をするかによって、
• 同じ時間が永遠のように長く感じられたり、
• 一瞬のように過ぎ去ったりすることを知っています。
• 　
• なぜなら、時間とは、いのちだからです。
• そして、いのちは心にやどっているのです。
• 　（漢字には送り仮名が、ふられています）

なんていいひ

• 文　リチャード・ジャクソン　絵　スージー・リー　訳　東直子　小学館　1800円　2024年
• 　
• なんて　いいひ・・・
• くるくる　おどり
• くるくる　まわり
• 　
• 雨で外に出られない日　こどもたち3人とワンちゃんは、部屋の中で踊り始めます。
• 雨の日に読みたい絵本です。
• 対象は幼稚園児から。 　
• 　
• 絵本では、雨で外に出られない日、とんとんと飛び跳ねて部屋で楽しむ子ども。
• そして晴れて、外に出たら、楽しく走れる自然。
• そんな　昔は日本でも当たり前だった状況が、マンション生活となると難しい。
• 子供の環境がずいぶん変わってしまい、この絵本が、夢物語のようです。

せっかちな　ハチドリ

• 作　安東みきえ　絵　降矢なな　1600円＋税　文溪堂　2024年
• 　
• これは哲学書でしょうか？
• 心のもち方、生き方という深くて難しい問題を、
• 大きなカタツムリのマイマイと、
• 小さな体で忙しく舞うハチドリが、語ってくれます。
• 　
• ハチドリはどこかにあるという
• 黄金おうごんの花園はなぞのをさがしていた。
• そこにはいつでも花はながあふれ、
• 甘あまいみつがながれているという。
• マイマイはいった。
• 「そんなにとんでばかりじゃ羽はねをいためますよ。
• もうすこし、のんびりさがしたらどうですか」
• 　
• 毎日忙しく働いて心が苦しくなった大人にも、お勧めしたい絵本です。
• 　
• 本の見返し部分が美しい絵本を「見返し美人絵本」と言いますが、
• この絵本の見返しも「美人」です。楽しんで下さい。

地球のいきもをめぐる旅

• ジョン・ウッドワード作　ニック・クラプトン編集　竹田純子訳　2090円　河出書房新社　2024年
• ストーリーはないので、絵本ではなく、図鑑に近いです。
• 
• 大きな本です。一緒に生き物を探すのが、楽しい本です。

　もっとまざっちゃおう！

• アリー・チャン作絵　小栗左多里＋トニー・ラズロ訳　1500円フレーベル館　2024年1月
• 2024年01月26日 ISBN： 9784577051832 2 30mm×290mm　34ページ
• 　
• 帯から
• いろたちは　まざっちゃうって　きめて、
• それぞれ　あたらしい　かぞくや
• なかまたちを　つくった。
• だけど、その　いろや　かたちや
• おおきさの　ちがいで、
• いっしょに　いられなくなることも・・・・・。
• 絵本　まざっちゃお！のその先を描く、もっと前に進むためのメッセージ。
• 
• アリー・チャン作絵　小栗左多里＋トニー・ラズロ訳　1650円 フレーベル館　2020年
• 発行日： 2020年02月17日 ISBN： 9784577048276
• 出版社のおすすめ年齢：3・4・5歳〜 230mm×290mm　34ページ

• 　きみとぼく

  • 　 谷口智則　文溪堂　1500円＋税　2024年
  • 　
  • ぜんぜんちがう　ふたり。　でもね・・・・
  • 　
  • きみとぼく　ぜんぜんちがう
  • きみはおおきい　ぼくはちいさい
  • きみはおもい　ぼくはかるい
  • きみはながい　ぼくはみじかい
  • きみはたかい　ぼくはひくい
  • きみはゆっくり　ぼくはすばやい
  • きみはやさしい　ぼくはずるい

  • ママたちが言った

    
    アリシア・D・ウィリアムズ文
    ブリアナ・ムコディリ・ウチェンドゥ絵
    落合恵子訳
    クレヨンハウス
    2023年
    2200円＋税
    
    表紙裏から
    アメリカ合衆国で「黒人」と呼ばれたり、褐色の肌に生まれた子どもが、子ども時代のある時に学ばなければならない幾つもの厳しい約束のようなもの。この絵本は、それをテーマにしています。「ジャケットのフードをかぶっちゃいけない」「群れて遊んではいけない」「ポケットに手をいれてはいけない」・・・・・。ごくごく幼い無垢の季節を少しだけ卒業した子どもたちは、こうして幾つものルールを教えられ、身につけて行くのです。もしジェイが自分だったら・・・・。ジェイとこれらのルールを「トーク」しなければならないママたちもまた、先代のママたちから教わってきたのです。生きのびるために、死なないために。
    
    コレッタ。スコット、キング賞受賞
    2023年オナー賞受賞

　

もくじ

TOPへ　　紹介本　　おとなの絵本　　こどもの絵本　　本屋さんの紹介

---