| 本の名前 | |
おかあちゃんが つくったる![]()  | 
                  長谷川義史 講談社 1500円 2012年初版 2014年13刷  | 
                
せんたく かあちゃん![]()  | 
                  さとうわきこ 福音館書店 800円 1982年初版 2014年81刷  | 
                
天女かあさん![]()  | 
                  ぺク・ヒナ 長谷川義史 ブロンズ新書1400円 2017年初版  | 
                
 おかあさん げんきですか![]()  | 
                  後藤隆二 作 武田美穂 絵 ポプラ社 1100円 2006年1刷 2013年13刷  | 
                
 おかあさんだいすきだよ![]()  | 
                  みやにしたつや 金の星社1200円 2014年 2017年12刷  | 
                
 えんとつにのぼったふうちゃん![]()  | 
                  宮本忠夫 ポプラ社1200円 1978年 2003年15刷  | 
                
おかあさん どこにいったの?![]()  | 
                   レベッカ・コッブぶん/え おーなり由子やく ポプラ社1300円 2014年  | 
                
 おんぶはこりごり![]()  | 
                  アンソニー・ブラウン作 藤本朝巳訳 平凡社 1500円+税 2005年 2017年4刷  | 
                

          このあいだ ぼくらは、おかあさんに さよならをいった。
          おかあさん、どこに いっちゃったんだろう?
          
          1ぺーじめには 喪服姿で黒い傘を差す大人に混じって、パパと手をつなぐおさげ髪の女の子と、パパに抱かれた3歳くらいの男の子。二人の子供だけ、お洋服に色がついています。
          
          お母さんを失った男の子が主人公の絵本です。
          
          役者のあとがき より
          
          のこされたひとは、生きていかなくてはいけない。
          そんなとき、”時間”というものは、ふしぎで、信じられるものです。
          だいすきなひとが、いなくなったとき、
          わたくしは、くりかえす毎日の、なんでもない時間にたすけられました。
          ”時間”はかなしみだけをとかし、色あせない宝物はのこしていってくれました。
          なつかしい宝物は、ずっとなくならない。
          思いだすたびに、生きている今を、あたためてくれるのです。
          
          

          アンソニー・ブラウン作 藤本朝巳訳 平凡社
          1500円+税 2005年 2017年4刷
          
          ビゴットさんとむすこのサイモンとパトリックは、
          すてきな家にすんでいました。
          きれいな家いえにすんでいました。
          きれいな庭にわがあり、りっぱなガレージには
          かっこいい車くるま画ありました。でも、ママは、家のなかで
          いつもみんなのお世話せわをしています。
           
          お母さんは、あさごはんを作り、後片付けをし、各部屋の掃除をし、仕事に出かけます。3人より早く仕事から帰り、夕ご飯を作り、後片付けをし、洗濯をし、アイロンをかけ、あさごはんの準備をします。この表紙の絵のように、おかあさんの毎日は、お父さんと息子ふたりを、おんぶしているみたいな状態です。3人はまるで、お母さんに乗っかかているぶたさんみたい。
          ある日、お母さんはついに、置手紙をして、家をでました。
          「ぶたさんたちの
           おせわは
           もうこりごり」
          
          絵の中に、細かなしかけがあり、少しづつ変化して行きます。
          さて、どのような展開になるのでしょう。
          黙って家族に尽くしているお母さんの気持ちを、代弁してくれてる絵本。