いつでも 星を |
メアリ・リン・レイ マーラ・フレジー絵 長田弘 訳 ブロンズ新社 2012年 |
ほしをめざして |
ピーター・レイノルズ文絵 のざかえつこ 訳 岩崎書店1300円 2010年 2011年2刷 |
あこがれの星をめざして |
ラッセン・ホーバンぶん パトリック・ベンソンえ 久山太市 やく 評論社1500円 1999年 2000年2刷 |
いねむりさかなクークー |
よこたみのる 理論社1200円 2001年 |
みんな星のかけらから |
ジーン。ウィリス文 ブライオニー・メイ・スミス絵 石井睦美 訳 フレーベル館 1480円 2018年9月 |
ちいさかったころ、わたしは、きらきらひかる星ほしみたいなスターになりたかったんだ。
みんなはいった、おねえちゃんはスターだって。でも、だあれも、わたしをスターだっていってはくれなかった。
お姉ちゃんはみんなにスターだって言われる。
お姉ちゃんとわたしが、仮装コンテストにでたときに、
「すばらしいよ。スター賞をもらえるぞ!」って、
おじいちゃんはいった。
もらったのは、わたしでじゃなくて、おねえちゃん。
ないているわたしのほっぺたを、おじいちゃんが
そっとふいてくれたっけ。
その夜よる、空そらにはたくさんのたくさんの星ほしがきらきらひかってて・・・
「わたしもあなたたちみたいなスターになれますように」って、
おねがいしていると、
「おまえもスターなんだよ」っていう、おじいちゃんのこえがした。
そして、おじいちゃんはわたしに、こんなはなしをしてくれた。
むかしはむかしは、なにもなかったんだよ・・・
おじいちゃんのお話を、忘れなかった、このお嬢さん。
星のなりたちを教えてくれた おじいちゃん。
「お前もスターだ」と、伝えてくれたおじいちゃん。
幼稚園児から小学生くらいのお子さん向きでしょうか。
石井睦美さんの翻訳絵本、多いです。なんかすっと心に届く翻訳が多いです。