椅子
ピーターのいす |
Ｅ・ジャック・キーツ きじまはじめ やく 偕成社1200円 1969年 2015年58刷 |
ぼくのイスなのに！ |
ロス・コリンズ いしいひろし訳 ＰＨＰ出版社2017年 |
おじいさんのふしぎないす |
よねやまえいいち PHP出版社1100円 1992年 1993年2刷 |
おたんじょうび おめでとう！  |
ハッチンス わたなべしげお やく 偕成社 1980年 2001年11刷 |
タマゴ イスにのり |
井上洋介 すずき出版 1200円 2012年 |
ピーターのいす
椅子は、子供にとっても、自分の居場所であって、とても大事なもの。
この表紙の、小さな椅子が、ピーターくんの大事な椅子。
ある日、古くなったピーター君の椅子を、おとうさんは、ペンキで塗って新しくしました。
赤ちゃんのために使うと、言います。
ピーター君は、怒っちゃって、椅子を隠します。
でも、椅子は小さくて、ピーター君にはもうとても使えません。
そのことに、気が付いたピーター君は、椅子を赤ちゃんに譲ります。
椅子を譲るという事。
それは、自分のためにお父さんたちが用意してくれていた居場所だったという事を理解した上で、今度はそれを赤ちゃんが使う事に同意する、、、、本当の意味で「おにいちゃん」になったという事。
名作中の名作。
タマゴイスにのり
不思議な絵本。
「椅子の絵本って、何を知ってる」と聞かれて、「『タマゴイスにのり』もあってね？」なんて、言う人は、絵本界の通？
この表紙の通り、タマゴが椅子に乗り、散歩にでかけた1日、、、って、ありえない話なんですが。
井上洋介さんらしい、1冊です。
