本文へスキップ

だいすき


100万回生きたねこ


「百万回生きたねこ」
 百万回生きたねこ、これは本当の恋のお話なのだと、思います。
 いえ、恋そしてそれに続く「愛」のお話。
 輪廻転生、この主人公のトラ猫は、何回も死んで何回も生まれ変わります。いつも、飼い主は、トラ猫の亡骸を抱き、泣きます。でも、主人公のトラ猫は、ちっとも悲しくないのです。生まれ変わったトラ猫は、今度はのら猫として、生きていくことになり、ある日出会った白い猫に恋をします。
「そばにいていいかい」と尋ねます。「いいわよ」と返事。やがてかわいい猫達が生まれ成長し、白い猫が死んでしまいます。その時、主人公のトラ猫は、初めて心から泣いたのでした。
 
 恋は辛い。でも恋はこどものするもの。
 愛は。愛は、、、。
 おとなになるのは、難しい。

 

どうながのプレンツェル

  • マーグレット・レイぶん H.A.レイ え わたなべしげお やく 福音館書店 1978年 1100円
  •  好き、大好きって、言える、大事さ。
  •  いやよ と言われても、、、。
  •  でも、いいわ と 受け入れられた 幸せ。
  •  年中さんから。
  •  ほのぼのする 絵本です。
  •  


目次

TOPへ  紹介本  おとなの絵本  こどもの絵本  本屋さんの紹介

information

ehongohon
2024/03/30