けんかの気持ち

• こどもの気持ち。大人でも、自分の気持ちがわからなくなってしまうことありませんか。
• けんかの時の気持ち、絵本で思い出します。

きみなんて　だいきらいさ

ジェームズと、ぼくは　いつも　なかよしだったよ。

と暖かい太陽の下、肩を抱き、腕も回して仲良く歩く二人。

でも　きょうは　ちがう。
ジェームズなんて　だいきらいさ。

と背をむけあう二人。
幼稚園の男の子って、とってもとっても仲良しになる分、大嫌いになったりします。

「きみとはぜっこうだ！」
「いいとも」

とけんかになっちゃうふたり。
あっかんべーの顔をして別れる二人。
大嫌い、べーっと、思っている二人だけど、とても、相手の事が気になる。そういう仲よしだった二人のけんか。気持ちわかりますよね。
男の子と女の子って、けんかの仕方も仲直りの仕方も違うです。

かぼちゃスープ

ヘレン・クーパーさく　せなあいこ　やく　2002年　2006年5刷　アスラン書房　1760円

森もりの　なかの　ふるぼけた　白しろい　家いえ
いつも　スープの　いい　におい
にわは　かぼちゃで　いっぱいだ
よるには　まどに　かげぼうし
うんが　よければ　きみにも　みえる
バグパイプを　ふく　ねこと
バンジョーを　ひく　りすと
歌うたを　うたう　ちいさな　あひる

ねこと　りすと　あひるが、それぞれの役割が決まっていて、
仲良くスープを作って楽しく暮らしていました。
が、ある日、あひるが、りすの役割を取ったから大変。
けんかが始まりました。
　

• やめろ、スカタン！

  • くすのきしげのり　羽尻利門　小学館　1400円　2016年
  • 
  　スカタン　って、関西で使う方言で、馬鹿な事、場違いなこと、または、馬鹿な事をする人や場違いなことをする人に使うそうです。

• 　徳島では、よくこども、特に幼稚園生や小学生の男の子がけんかの時に使ってました。

• 　普通に、小さなけんかのときに、「やめろよ、スカタン」って。

• 　「やめろよ、あほたれ」よりも、あほの意味が弱く、今はそれやるなよって意味合いが、強く入ってました。

• 　「やめろよ、スカタン」関西圏の方にお勧めです。

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