子どもの怒りに関して、「児童心理」2014年11月号に大河原美以さんが、
「怒り」という苦しみが生まれるところ という題で、上手に説明してくれています。
「怒り」が苦しみになるかどうかは、その「怒り」に対する「周囲からの評価」が深く関係している。
と始まります。勝手にHPに写してはいけないかもしれませんので、大河原美以さんの本、ご紹介します。
「ちゃんと泣ける子に育てよう 親には子どもの感情を育てる義務がある」
大河原美以 河出書房出版1500円
その本の帯から
幼い子どもたちの感情の発達は、確かに危機的な状況にあるといえます。そしてその危機は、残念なことに、決して他人事ではなく、一生懸命よい子に育てたいと思って、ごく普通に子育てしている親子関係の中にも起こっているのです。(略)思いやりのある子、やさしい子に育ってほしいと願えば願うほど、子どもたちは感情のコントロールできない子どもに育ってします。それが今の時代の子育ての現実なのです。
わが子を良い子に育てたいと願っているお母さん、お父さんに、どうしても読んでいただきたくて書きました。
もしかしたら、つらくなってしまうかもしれません。でも子どもたちのために、どうしても今、知ってほしいのです。
帯から
大河原美以
河出書房新社
1500円
2006年1月30日初版
2015年1月30日10冊発行
親の苦しみを、理解した上で、親の道を教えてくれる本です。