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重いテーマだけど手にして頂きたい絵本ベスト 

重いテーマゆえ、家庭の本棚に入れるには辛いけど、大事な絵本

  • ぜひ、園・小学校・図書館などの本を選ぶ方に、読んでいただいて、こどもに届けてあげて欲しいと思う絵本です。ずっと、家にあるには、テーマが重くて。
  • 1度読むだけで、大事な何かが、こどもにはきっと通じる絵本です。
  • でも、本は、「洗脳」であり、「毒」だとも、言われます。
  • だからこそ、読む時期も、またとても大切と思います。
  •  本の名前 文 
    しばてん
    たしませいぞう
    偕成社 1000円
    1971年初版
    2012年41冊
    ぼくのこえがきこえますか
    田島征三
    童心社 1650円
    2012年初版
    2013年3刷
    多毛留
    米倉斉加年
    偕成社 1400円
    1976年初版 
    2014年44刷
    ボタ山であそんだころ
    石川えりこ
    福音館書店 1500円
    2014年初版
    えんとつにのぼったふうちゃん
    宮本忠夫
    ポプラ社 1200円
    1978年初版 
    2003年15刷
    ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ
    いわむらかずお
    偕成社 2000円
    1985年初版
    2013年26刷
    はせがわくん きらいや
    長谷川集平
    手元のは
    すばる書房480円
    月刊絵本別冊
    昭和51年発行
    ですが、
    その後
    復刊ドットコムから
    1600円で出版されています

    しばてん


    人間の心の、どうようもない深い深い闇、欲、本能。
    そんな何か。
    そんな、重いテーマも、絵本で表現でき、次の世代に伝えられることに、驚きます。

    2019年に発刊された、「こんとん」夢枕獏 文 松本大洋 絵 偕成社 1600円 2019年
    にも、通づる世界です。

はせがわくん きらいや


アメリカ育ちの華恵という人が書いた「本を読むわたし」という本の中に、小学校で、小学4年生が、1年生に本を読むという「読み聞かせ会」があり、4年生の華恵さんが、絵本「はせがわくん きらいや」を選び、教室でみんなの前で読んだという下りがありました。
(「本を読むわたし」 華恵 ちくま文庫 700円 2011年)
 自分は、みんなに読んであげたい本だけど、聞いた1年生がどう感じるのか、とても心配だったと。でも、ちゃんと伝わったそうです。

その他の「絵本紹介の本」の中にも、感銘を受けた本として、時々この本が紹介されています。

この本は、心にズドーンと響き、大根おろしで心を逆さにひっかかれたような、細かなささくれがいっぱい残りそうな、そんな絵本です。

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20220913

はせがわくん きらいや