
大人になった女性に聞いた「怖かった絵本」の答えの中で意外だったのが、「あかいくつ」。
      確かに今読むと、女性の生き方を、諭しているような絵本です。
      「オール ジェンダー」の時代に、女性という言葉が禁句になりつつありますが、「女性」として生きる場合、奔放に生きると、危険につながることがあります。
      「あかいくつ」には、そんな戒めがあって、子供の時の記憶として、怖いと感じたのかもしれません。
      
      アンデルセン童話 文:岩崎京子文 絵:降矢なな 女子パウロ会 1300円 2004年 2005年2刷
      
      
      アンデルセンさく 神沢利子ぶん いわさきちひろ え 偕成社 1000円 1968年 2014年45刷
      
            
