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女の子の世界の絵本 女の子をテーマとした絵本

いつかはきっと・・・・SOMEDAY

  • シャーロット・ゾロトフ ぶん アーノルド。ローベル え やがわすみこ やく
  • 1975年 初版 2016年54刷 偕成社 900円
  • いつかはね・・・あたしが がっこうにいくと みんなが いうの。
  • 「まあ きょうは すごく すてき あたしも こんなかみのけ ほしいわ?」
  •   
  • いつかはね・・・おにいちゃんが あたしを おともだちに しょうかいしてくれるの。
  • 「ほら うちのちびさ」なんて いわずに 「ぼくの いもうとす」って。
  •  
  • いつかはね・・ と女の子の望みが続きます。
  • 女の子のパパママに、クリスマスツリーを飾る前に、是非読んでもらいたい絵本。

あかいかさ

  • ロバート・ブライト さく しみず まさこ やく ほるぷ出版 
  • 1975年初版 2015年 70刷 800円 170mm×127mm 32ページ
  • この表紙の女の子。おひさまが照っている中お散歩に。
  • あかい かさ
  • もってくるんじゃ なかった
  • でも わからない。
  • ほら ほら! ふってきた。
  • あらら、こいぬが 1いっぴき いれてってー。
  • こねこも 2ひき
  • にわとり 3さんぱに
  • こうさぎ 4よんひき
  • その後も、動物たちが集まってきます。
  • 170mm×127mm で文字数も少なく32ページのかわいい絵本で、2歳からとなっています。
  • 小さい絵本、紙質からの感触もいい感じ。
  • 再版70刷超えというのも、不動の人気の証拠。
  • 携帯の画面では得られない、絵本の良さがここにあります。

くんちゃんは あきらめないもん

  • つちだ のぶこ 偕成社 2001年 1000円
  • この表紙の女の子がくんちゃん。
  • くんちゃんは このまえから ほしいものが あるのです。
  • そのためなら まえから ほしかった ウシカバくんの ぬいぐるみも がまんできるし
  • だいすきな ショートケーキも がまんできるって くんちゃんは おもいました。
  • 「いいな いいな」
  • 「ねぇ おかあさんいいでしょーぅ?」
  • 「おとうさんに きいてごらん」
  • 「ねぇ おとうさん いいでしょーぅ?くんちゃん ねこ かいたいの」
  • くんちゃんは きらめないもん! 諦めない女の子のくんちゃん
  • この年齢の女の子 の あきらめないもん の力には かないません。

でこちゃん

  • つちだ のぶこ PHP出版社 2000年 2001年 7刷
  • 今ではサランラップのコマーシャルで有名なこの髪型。
  • にちようび てこちゃんは おかあさんに かみのけを きってもらう ところです。
  • チョキチョキ チョキチョキ ・・・・・
  • きりおわった てこちゃんは このとおり。
  • 「てこちゃんが でこちゃんに なった!」
  • みんな てこちゃんの あでこを みて おおわらい。
  • 前髪って、微妙で大事ですよね。てこちゃんの前髪が短かすぎた日から始まるお話です。

ちょっときて

  • ちょっときて 瀬川康男 1996年
  • この表紙のねずみちゃんが主人公の女の子 そして猫くんが 彼氏
  • と 思われます。
  • このトムとジェーリーみたいなふたり。トムとジェリーは、いつも おいかける猫とネズミですが、「ちょっと きて」のねずみちゃんは、「つんでれ」の女の子。
  • まあ、1度 ご覧下さい。
  • あまり お子さんには 見せたくないほど くやしいほど「女」のずるさがでています。
  • でもとても 美しくて 大好きな 絵本です。

あかいくつ

大人になった女性に聞いた「怖かった絵本」の答えの中で意外だったのが、「あかいくつ」。
確かに今読むと、女性の生き方を、諭しているような絵本です。
「オール ジェンダー」の時代に、女性という言葉が禁句になりつつありますが、「女性」として生きる場合、奔放に生きると、危険につながることがあります。
「あかいくつ」には、そんな戒めがあって、子供の時の記憶として、怖いと感じたのかもしれません。

アンデルセン童話 文:岩崎京子文 絵:降矢なな 女子パウロ会 1300円 2004年 2005年2刷


アンデルセンさく 神沢利子ぶん いわさきちひろ え 偕成社 1000円 1968年 2014年45刷

もう おふろからあがったら、シャーリー


  • 作・絵:ジョン・バーニンガム  訳:あきのしょういちろう  出版社:童話館出版 
  •  発行日:1994年  ISBN:9784924938106
  • いつもこどもって、想像力がたくましく、わずかな時間も、頭の中は、空想の世界に飛んでいますよね。
  • おふろが終わり、バスタブから水が無くなるまでの数分間。
  • おふろ場の女の子に、隣の脱衣所で、家事をしながら、おこごとを言っているお母さん。
  • 女の子の心は、別世界。
  • この世界を一緒に見てあげようとしないおかあさん。
  • そのことには、諦めて自分ひとりで、その世界を楽しんでいる女の子。
  • ⇒もっと読む
  • あかがいちばん

    • キャシー・スティンイン ぶん ロビン・ベアード・ルイス え ふしみ みさを やく
    • ほるぷ出版 1200円 2005年初版 2018年改訂版第2刷発行
    • 裏表紙より
    • おかあさんは わかってくれないけど、
    • あかは とってもすてきな いろなの。
    • あかいくつしたを はくと
    • たかく とべるし、
    • あかい パジャマは おばけを
    • おいはらってくれる。
    • だれが なんて いったって、
    • わたしは あかが だいすき。
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    • 子どもの世界を見事にえがききった、
    • カナダのロングセラー絵本。
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    • 1982年カナダで刊行されたベストセラー。
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    • 主人公の女の子は、赤の靴下が好き!大好き!
    • でも、お母さんは、「その水色のワンピースには、白の方が似合うわよ。こっちにしなさい」っと。
    • 女の子とお母さんの 会話で話は進みます。
    • 女の子は 赤の上着がいい 赤の長靴がいい 赤の手袋、赤いパジャマががいいと言います、、、。
    • そこには、また雪の寒い日に、暖かくない赤の上着と暖かい別の色の上着があり、赤の雨用の長靴と別の色の雪用の靴があり、破れた赤い手袋と破れてない茶色の手袋があるのです。
    • 毎回、お母さんの言う意見の方が正しく、女の子の気持ちは、受け入れてもらえません。
    • おかあさんは正しい!でも、女の子は、赤が大好きなのです。
    • 正しい事と、うれしく楽しいことは違う。
    • 正しい事と、元気が出ることは違う。
    • 正しい事と、「好き」とは別次元。
    • 自分の中で、優先したいことは、好きなこと。
    •  
    • いつも「正しい」おかあさんに読んで頂きたい絵本の一つです。

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20221021